こんにちはロッドです。
いきなりですが、プログラマーにとって最も大事なことは何だと思いますか?
私はプログラマーにとって1番大事なこと、それは「約束を守る」という事だと思っています。
約束を守るということ、それは具体的にはどういう事でしょうか。
プログラマーに求められるのはQCD(Quality, Cost, Delivery)です。
約束した品質の製品を、約束した予算内で、約束した期日までに開発する事が目標になります。
ようするに相手が満足するものを予算内で予定通りに提供しましょうということです。
もちろん、企業活動においては利益を出すこと、社会に貢献することなどもっと大きな目標がありますし、最も大事なのは自身の人生を楽しく生きると事だと思います。
プログラマーとして活動する以上はプログラマーとして成果を出す事がそれらの目標に繋がると思います。
これを達成して信頼を獲得していきましょう。
締め切りは守らなければならない約束と認識する
締め切りを守らないといけないのは皆さん当たり前にわかると思います。
でもこれを守れないプログラマって多いんです。
- 締め切りを過ぎても何の連絡もない
- 締め切りのギリギリ(もしくは過ぎてから)で「ちょっと今日終わりません、すみません」と言ってくる
こういうの言われたり、言ってしまった経験は無いでしょうか?
連絡してこない人はまたちょっと別の話になってくる(そもそも忘れていたとか、認識していない、悪気がないとか)のですが、連絡して来てくれる人は「申し訳ない」とも思っています、でもどこかで「頑張ったけど終わらないので今回はしょうがない、次は頑張ろう」とも思ってるわけです。
もし、次回は改善されていればそれは良いのですが、私の経験上はだいたいは次も同じ結果になります。
締め切りを守らないと相手方がどれだけ大変かを想像していますか?
「Imagine」相手の立場になることが大事です。
ドラクエの最新作がめちゃめちゃ楽しみで待ってたのに、発売当日に延期したら超残念ですよね、相手はまさにあれです。
プログラマの締め切りは、プロダクトの一部です。
必要なものがそろわないと、もし担当が小さな部分だったとしても他の人の作業に影響がでて結果サービスがリリースできなかいかもしれません。(これをクリティカルパスと呼んだりします)
もし、開発しているのが最新のAIコタツだったらどうでしょう?春になったらいらないですw
もしかしたら競合に先を越されてしまうかもしれません、そしたらせっかくの作業が全部パーです。
そうじゃなくても、相手側は日程を調整したり、対策したりするのだけでも結構な手間です。
だから、締め切りという約束は絶対に守らないといけないのです。
締め切りを守らないを繰り返したら、信用がなくなって頼まれなくなってしまいます。
みんな本当は約束を破るような人じゃない
あなたは彼女や家族、本当に大好きな人とクリスマスイブにディナーの約束をしたとします。
約束は12/24 19時です。
あなたは出来るだけ相手を喜ばせてあげたい、楽しい時間を過ごしたいともうだいぶ前から下調べをして良いお店を選び、予約をし計画をします。
プレゼントを買わなきゃ!!
あなたは相手にそれとなく欲しいものをリサーチし、プレゼントを選び、当日に間に合うように手に入れます。
もしかしたら手作りのプレゼントかもしれません、その場合は死ぬ気で当日に間に合わせますねw
そして当日は相手を待たせないように時間に余裕をもって現地に向かうかもしれません。
ほら、これなら当日を最高の時間にするように事前に計画をして、当日も約束を守るために行動できてるじゃないですか。
これと仕事の締め切りは本質的には同じ「約束」です。
「相手に嫌われたくない」「めちゃめちゃ楽しみたい」と自分にモチベーションが向いているのはわかります。
でも、それくらい熱意をもってプログラムという仕事をしましょうよ。
プログラムで稼いで自由になり、大切な人を幸せにするために頑張っているのでしょうから。
それでも約束を守れないときはある
因みに、どうしてもクリスマスの予定が守れなくなる事態もあると思います。
- 欲しがっているプレゼントが高くて買えない
- 時間が無くてプレゼントが買えない
- おしゃれなお店とか分からなすぎる
- 本当にずらせない予定が入ってしまった
そんな時はどうしますか?
「欲しがっているプレゼントが高くて買えない」かったら、どこからかお金を借りてでも買うとか、ちょっとランクを落とすけど同じようなものを買うとか考えますよね。
「時間が無くてプレゼントが買えない」だったら、ネットで買うとか、友達に買ってきてもらうとか、もしかしたら、プレゼントはないけど当日めっちゃ盛り上げる!という対策を考えるかもしれません。
「おしゃれなお店とか分からなすぎる」だったら友達に聞くとか、おしゃれなお店はやめて行きつけでおすすめを紹介するとか、もうここは一か八か彼女にお任せするとかもあるかもしれません。
「本当にずらせない予定が入ってしまった」ら、まずはそのことを早めに相手に伝えますね。
でも一緒に食事はしたいので埋め合わせの日を提案するでしょう。
当日にキャンセルする事情ができたピンチでも、ちゃんと誠意をもって伝え、今後のことをまた連絡すると伝えることくらいはするでしょう。
要は「大好きな人と一緒に過ごしたい、喜ばせたい」という目的が変わらなければ予定や方法を変えてでも相手を失望させることは回避するはずです。
これも仕事の締め切りは同じ「約束」ですので、連絡はなるべく前もってする、代替案を提案するということをしましょう。
これをする為にはその作業の「目的」をちゃんと理解することも大事です、これについてはまたお伝えしたいと思います。
まとめ
締め切りって、仕事にとっては本当に大事なことです。
でもこれを守るのって意外と大変です、守れているようで守れていない人は多いです。
逆に言えば、締め切りを守ることを徹底できれば信頼は必ず獲得できます。
もし、この作業の進捗やばいなと思ったらちょっと想像力を膨らませてみてください。
「この進捗だとやばいな」と思えたらまず第一歩はクリアですけどね。
- 締め切りは本当に守らなければならない約束である
- 自分事の様に大切なことだと想像して動く